



ポツンと一軒家
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。1枚の衛星写真から、どのような人がどんな暮らしをしているのかに思いを巡らせるのは、MCの所ジョージとパネラーの林修。
ゲストは、浅利陽介とハシヤスメ・アツコ。2回目のゲスト出演となる浅利は「自分の時間をゆっくりと過ごしながら、興味のあることを突き詰めていけるのは素敵ですよね」と話す。ハシヤスメは「都会でしか生活したことがないので、ただただ尊敬します」と話した。
山口県深い山の中でポツンと一軒家を発見!山を切り拓いた敷地に建つ一軒家で畑らしきものも確認でき、衛星写真からものどかな風景が思い浮かぶような立地だ。
捜索隊は港町から捜索をスタートする。自宅の庭で作業中の男性を見つけて衛星写真を確認してもらうことに。しかし、「ここはそうとうな山のなかですね…」と場所の見当はつくものの、一軒家の存在は知らないらしい。「家まで道が続いているかどうかはわかりませんが、砂防ダムが目印です」と、おおよその行き方を教えてもらい、ポツンと一軒家を目指すことに。しかし、その捜索ルートでまさかの事態が捜索隊を襲う…!
集落を後にして山へと入ると、そこから先は鬱蒼と生い茂る雑草と積もったままの落ち葉…通れるかどうか不安になるような荒廃した山道だ。さらに、道幅はますます狭くなり、しかも雑草が邪魔をして走行が困難に…!
捜索隊はやむを得ず車を下りて道の先を調べてみると、その先は落ち葉の上に無数の落石が!しかも背の高い雑草が道をふさぐように茂っており、車が通った形跡がまったくない。車を下りては落石と雑草を除去し、ゆっくりと進むが道は険しくなるばかりで…。
そんな過酷な捜索の果て、ついにポツンと一軒家のご主人と出会う!よくこの道を通っていらっしゃいましたね」と驚き交じりに迎えてくれた。険しい山道とは一転して、のどかな山の景色が広がる敷地に建っていたのは築160年という一軒家。そこにいたのは70代のご主人と奥さま。
元大工というご主人と大工仕事を手伝っていたという奥さま。かつて茅葺だった屋根に自分たちで瓦を葺き、12年前に記録的な豪雨で橋が流されてしまった時には、自分たちで石垣を造成して橋を渡したのだとか。
そんなご夫婦の暮らしぶりに、スタジオで見守っていたハシヤスメもポツン暮らしの魅力を感じ取ったようだった。